ABOUT:和食絵巻

SCHEDULE:最新日程EVENT LIST:開催実績MEDIA LIST:掲載実績VOICE:受講者の声CONTACT:お問い合わせ

CONSEPT:コンセプト

受け継いでいきたい日本の食文化

■金太郎飴のような、切ると絵が出る文様の食べ物には、巻き寿司やお餅もあるのをご存知ですか。「細工巻物」「祭りずし」や「べこもち」として、寿司店や地方家庭で親しまれてきた伝統食文化です。■[和食絵巻]は、そんな郷土寿司と郷土菓子を体験できるデザイン和食の専門企画。着物に割烹着姿の帰国ミセスが作り方をお伝えする和食エンターテイメント(entertainment:おもてなし・娯楽・催し・余興・ご馳走)です。日本の歳時記を意匠で表現するお寿司やお餅や着物ならではの、見て作って食べて四季と伝統に触れる機会をご提供します。■2012年より、企業団体1,000名・趣味教養1,000名・資格認定60名・国際交流学校園など、延べ2,200名以上の皆様がご体験されています。■日本の伝統技を、現代に生きる私達流に楽しむことで、伝承にもつながるとしたら尊いですね。

みんなで楽しむ初めての手作業

■忙しい現代人や次世代の子供たち、日本に来た外国人の皆様のような、和文化に興味を持つ前の方々が、食や文化に触れる第一歩としての体験。なので、みんな初めてで、みんないい、初心者同士の連帯感も楽しい入門ワークショップです。■図案の遊び心と手作業を、童心に戻って楽しんでください。工作みたいな組み立てと、ご馳走みたいな仕上がり。切る瞬間のドキドキと絵が出たときのあの感動を、是非ご一緒に。■各自で1本ずつ全工程を作るので、作業に集中できて実感しやすく達成感もあります。→受講者の声

駅近手ぶらで・日常に伝統を

■美しい古典・可愛い最新柄・オリジナル特注など数100柄から、ご希望ご企画に合わせてご用意します。→寿司文様餅文様。■1柄1時間・資格講座でも3時間以内、駅近・手ぶらで一回完結。お仕事・学校・休日・お出かけ・観光の合間にサクッと体験していただけるよう、あなたの駅の最寄りで開催します。■代表講師のホームタウン東京・婚家のある群馬・帰国ミセスのフットワークで海外と、多拠点展開。→最新日程開催実績 ■郷土料理の伝統技を都市で体験することで、職人技・敷居が高い・難しそう、と思われがちな和の世界をもっと身近に。いつもの日常に伝統を。■そして日々の暮らしに活用すれば、流行では終わらない、生涯お役に立ち続けるスキルとなります。

SUSHI ROLL:巻き寿司

冠婚葬祭・年中行事・ハレとケ

■文様の巻き寿司は、行事料理の花形。お寿司屋さんやご家庭で、特別な日のおもてなしや日常の食卓で、昔も今も喜ばれています。パーティー・慶事・年中行事・お節句・お誕生日・お弁当・行楽などなど多彩なシーン、例えば近年では、節分の恵方巻きや雛祭りのちらし寿司代わりに、お多福柄やお雛様柄の巻き寿司が作られています。■暮らしのどこかで一度出会ったら忘れられない文様の巻き寿司。房総地方で子供時代に食べて育った地元の方々が羨ましいですね。記憶に残る手作りの日本食文化の素晴らしさ。以下に巻き寿司の背景をご紹介します。今日もどこかで巻き寿司のコミュニケーションが生まれていることでしょう。

じつは身近な海苔巻き

■オニギリとほぼ同じ食材の海苔とご飯と具、または手巻き寿司のようなご用意、ご家庭にある定番食材で作れます。お道具も巻きすがなければクッキングシートで巻いてもOK。お箸を使わず手で食べられるのも便利ですね。■ご飯とおかずを兼ねて栄養バランスが良くこれだけで主食にもなるのに、さらに文様の巻き寿司の特別さは、主役級の見栄えの良さ。手の平の一切れの絵柄に季節や意図が表現されていて、日本の食文化らしさがつまっています。■レシピ本や写真で平面で見ただけではわからないことは、ワークショップで立体的に手作業してみるのが近道です。百聞は一巻きに如かず。是非、専門講師のサポートをご活用ください。プロだからこそ、伝統を踏まえつつ、いかに簡単に作るかをお伝えし、お役に立ちたいと思っています。そして文様の巻き寿司をオニギリや手巻き寿司超えの十八番レシピになさってください。

 江戸前寿司の細工巻物

■寿司職人の「すし技術教科書江戸前すし編」には、巻頭カラーに色鮮やかな細工巻物の写真が2ページ15品載っています。蛇の目・三枡・梅鉢・文銭・四海・三つ巴・違鷹羽・菊花・一重桜・菊水・上り藤など、卵と色シャリだけを使って実に細やかで美しい巻物の見本です。■1780年代に一般化した巻き寿司ですが、握りと違って手がかかる細工物は、一時期は”遊び”や”非実用的な趣味”という評価でした。そこから昭和には、見て楽しむ嗜好の変化と見た目の季節感を表現できる魅力を再認識され、お店で作る江戸前ならではの即興的な細工として寿司職人の腕の見せどころ・技術向上にも繋がっていたそうです。■半切海苔で10㎝長さに巻き4等分に切ります。

房総地方の太巻き祭りずし

■古くから冠婚葬祭や集まりの時のごちそうとして受け継がれ、千葉の郷土料理を最も代表するものです。そのルーツは、「葬式の時の芋がらの煮付けを芯にしてにぎりめしをつくったもの」、あるいは「紀州の漁師が房総方面まで鰯を追いかけて来たときの弁当に持ってきためはりずしではないか」など説はいろいろありますが定かではありません。いずれにしても、「具を芯にして巻く」という技法が原点になって、その時代の農産物や海産物などの食材を活かして冠婚葬祭や地域の集まりで作られ、家庭のなかでも伝えられてきました。その後、日本型食生活の見直しとともにこの太巻きずしが注目され、技術の掘り起こしと多彩な巻き方の創作・伝承活動により、広く現在に受け継がれています(千葉県ホームページより抜粋)。■最近は作り手の高齢化とともに各家庭での機会は減っているそうですが、道の駅やスーパーで買うこともできます。■全形海苔で20㎝長さに巻き7等分に切ります。

飾り巻き寿司

■飾り巻き寿司とは寿司屋の細工巻、房総の郷土寿司を基に作られています。22年前に寿司職人の川澄健氏が「季節の食卓を綺麗な巻き寿司で飾ろう!」という気持を込め当時の編集長さんと考えて名付けました。そして現在では川澄氏の飾り巻き著書も海外版も含め20数冊出版され200種類以上の絵柄があります(川澄飾り巻き協会ホームページより抜粋)。■飾り巻き寿司は、新しいジャンルの寿司です。日本伝統の古典柄から自然をモチーフとしたモダンなデザイン、子供に人気の動物やキャラクターなどの様々なデザインを取り入れた、目でも楽しい、食して美味しい巻き寿司として日々進化を続けています(JSIA/寿司インストラクター協会ホームページより抜粋)。■以降現代の巻き寿司は半切海苔で巻くハーフサイズが増えます。

デコ巻き寿司

■断面に美しい図柄を描く巻き寿司は、一見高度な技術を要すると思われますが、わかりやすく手順を記したレシピを使えば、小学生にも巻くことができます。米食離れがさけばれるなか、「つくる楽しみ」と「見せる楽しみ」を兼ね備えたこの巻き寿司は、あらためて米食、食を通じた団欒を再興することができると思います。大人だけではなく子どもにも親しんでもらうために“デコ巻き寿司”と命名し、あらゆる世代が楽しめる“デコ巻き寿司”の図柄およびレシピの開発・流通、そしてインストラクターの養成につとめていきます(日本デコずし協会ホームページより抜粋)。

MOCHI:べこもち・デコもち

安心材料・おかずにおやつに

■材料は市販の団子粉と砂糖とシンプル。乳卵なし・グルテンフリーで安心。蒸していただくと、ほんのり甘いモッチリ食感です。■お餅として以外にも、カマボコやナルトのように麺や汁物や茶碗蒸しに、練り物としてお鍋やおでんに、白玉としてお汁粉やフルーツポンチにと、おかずにもデザートにも用途いろいろ。■冷蔵・冷凍できて、必要な時にちょこっと使いもしやすいので便利です。

むつ下北半島デコもち応援協定

■べこもちは、下北半島では定番の料理ですが、むつ市では担い手の高齢化や継承者不足などから、べこもち文化の存続が危ぶまれていました。青森県むつ市(宮下 宗一郎市長)と生涯学習事業「楽習フォーラム」は協定を締結し、同市の郷土料理「べこもち」を全国に普及させることを支援していきます。地域の魅力ある資源・文化・伝統の普及および次世代継承を目的としたプロジェクトの一環です。

べこもち

■切った断面に美しい絵柄が現れる青森県の下北半島につたわる文様のお餅。その形から「べこもち」「くじらもち」として親しまれてきた郷土菓子。節句や慶事に用いられ、日持ちするので観光土産としても人気。■もち米粉・うるち米粉・砂糖を練った棒状の生地を組み合わせて、断面が柄になるように仕上げる。両腕で抱える大ぶりなものを成形し輪切りにすると手の平サイズほど。青森県むつ市 JA共済

デコもち

■「べこもち」の優しく素朴な味わいを広く全国で楽しんでもらえるよう「デコもち」というネーミングで、現代風の可愛らしいデザインを取り入れたもの(学習フォーラム/デコもちアソシエイツホームページより抜粋)。■べこもち同様、着色した団子粉を図案に組みながら細長く成形し、輪切りにして蒸し上げる工程。カマボコほどの小ぶりなサイズ。

WASHOKU:和食

和食のユネスコ無形文化遺産登録

■平成25年12月「和食:日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録~⑴多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重。⑵健康的な食生活を支える栄養バランス。⑶自然の美しさや季節の移ろいの表現。⑷正月などの年中行事との密接な関わり(農林水産省ホームページより抜粋)。■和食は、季節感の楽しみかた、年中行事ごとの食と時の共有が特徴。ひと手間の手仕事をちょっとだけ身近に、忙しい現代の私達なりの関わりかたで、次世代に継承していけたら、さらに世界に伝わっていくことを願って。[和食絵巻]は、そのお役に立ちたいと思っています。農林水産省 UNESCO

KIMONO:和服

着物・和服

■日常的には少ないですが、冠婚葬祭(七五三・成人式・卒業式・結婚式)では和服を着用する女性は多く、浴衣も花火大会・夏祭りのイベントの衣装として浸透しています。現在の和服は、正装(留袖・振袖・訪問着・付け下げ・喪服・袴)・普段着(小紋・紬・浴衣)があります。■20歳代女性の73%が「着物を着てみたい」と回答するなど潜在的需要はあります。女性用振袖については「レンタル5割、購入3割、親から受け継ぐ娘が2割」程度。アンティークやリサイクルの店に加えてレンタルも広がっており、一部で着物ブームが起きています(Wikipediaより抜粋)。

無関心から大好きに

■渡米前の私は着物に関心がなく、外国人に質問される機会は多かったのに対応できませんでした。自国文化を語れなかった反省から帰国後に一念発起、日本和装×アルク主催の「きもので英語スピートコンテスト」に応募し、英語で着物を説明する長文の暗記スピーチで決勝10人に選出されました。■その後も着付けを学び、地縁がないのでネットショップで着物や小物を買い始め、品質やセンスや価格や着付けで失敗しつつも、自分の着こなしを楽しむように。高価ではないけれど丁寧な着付けを心がけ、洋服感覚と遊び心でコーディネートしては、和食絵巻のお仕事や、美術館やお食事など、月に5~6回ほど着ています。

意匠の魅力・文化と由来・見立て

■柄や色づかいや小物でその日のテーマを見立てるのは洋服に比べて着物独特の非日常的楽しみです。子供時代から図工・美術が得意でデザイン感覚がハマったのもあります。■着物が先で巻き寿司が後でしたが、着物も巻き寿司もお餅も、日本の四季を表す文様という共通点で夢中になれる素材です。その流れで和文化の由来やしきたりにも少しづつ詳しくなっていきます。■巻き寿司やお餅のイベントでは、当日の絵柄に合わせて着物も選びます。桃の節句に雛人形の巻き寿司を体験していただき、講師は桃色の着物に菱餅の帯留を合わせ、菱餅の配色の解説もお話に加えます。→着物文様

伝統とのゆるやかな関わり

■婚家の地方が伊勢崎銘仙や桐生織物の産地なのでそれらを美魔女コンテストや取材で着用したり、呉服店のお客様と着物で巻き寿司作りの会、着物協会の季刊誌の連載、なども承っています。四人の子供達の学校園の卒入式(毎年~一年おきの頻度)には欠かさず正統派着物で出席。■着物好きな方々と交流できたり、着物の専門家のお話を拝聴できたり、結果、このような楽しい・好きに基づく伝統の関わり・広がりも後年につながる草の根の一つになれば良いかもと思っています。

PLOFILE:代表経歴

巻 真美 まきまみ Mami Roll

■アメリカ暮らしをきっかけに和文化をリスペクト・世界にクールジャパンを発信します■着物に割烹着の帰国ミセスによるデザイン和食エンタメ■飾り巻き寿司マスターインストラクター・デコもち認定講師

経歴

■東京女子大学卒業:北京大学寮・LAホームステイ・欧州美術館巡り卒業旅行
■社長秘書室勤務:英語苦手・グルメ開眼・一流に対する敬意・寿退職
■米国生活3年:美術館併設アートスクール履修・各国料理ポットラックパーティー・英語克服60%
■和文化回帰:帰国後に着物着付け・TVチャンピオン川澄健先生講座で飾り巻き寿司・郷土菓子べこもち・自国文化を学び発信力
■国際交流と和の伝承:海外での充実した異文化体験の恩送り・日本のSUSHI・MOCHI・KIMONOを伝える側に

資格

東京すしアカデミー/寿司インストラクター協会:飾り巻き寿司マスターインストラクター(上級7%) ◼楽習フォーラム/デコもちアソシエイツ:デコもち認定講師 ◼食品衛生責任者フードアナリスト資格 ◼マナープロトコール資格 ■整理収納アドバイザー2級

入賞・実績

■日本和装×アルク「着物で英語スピーチコンテスト」ファイナリスト ■美ST「国民的美魔女コンテスト」ファイナリスト巻き寿司美魔女 ■日本デコずし協会「デコ巻きずしデザインコンテスト」ミツカン賞 ■寿司インストラクター協会「カレンダーコンテスト」切れ味バツグンで賞。→掲載実績

◼NHKひるまえほっと(ご当地ネタ巻き寿司) ◼台北民視TV(国際交流祭実演展示) ◼ホンダマガジン(アシモと車の巻き寿司) ◼美ST(巻き寿司美魔女) ◼着物協会季刊誌るると(四季行事の巻き寿司と着物) ◼富澤商店玉川高島屋・コレド室町(実演試食) ◼日本橋三越はじまりのカフェ(講座) ◼セキスイハイム・住友林業・JA・着物店(顧客招待企画) ■Beisia(恵方巻ぐんまちゃん巻き寿司販売監修)ほか。→開催実績

特技・趣味

■百人一首・世界のチェス駒コレクション・孤独のグルメごっこ ■米国籍や双子含む4人の子供達+親で五大陸に住み分けて交流するのが将来の夢